元気寿司株のメモ。
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2023年
11月26日
寿司業界の現状や動向、ランキングなど
寿司業界の現状と海外進出状況を解説!スシロー/くら寿司/元気寿司
【2023年版】寿司チェーンの店舗数ランキング
チェーン全体、2022年7月~2023年7月
業種 2022年7月 2023年7月 増減率(%) 寿司チェーン 4,270 4,224 -1.1 【2023年版】寿司チェーン 店舗数ランキング
「魚べい」が高い増加率を維持 「スシロー」は若干減へ
チェーン別店舗数ランキングを7月の前年同月比でみると、30チェーンのうち 増加したチェーンが 11、プラスマイナスゼロが 4、減少チェーンが 15となっています。
最も大きく増加したのはランキング 7位の「魚べい(8.2%増)」で、2022年版とほぼ同率の増加率となりました。ランキング 2・3位の「はま寿司(3.9%増)」「くら寿司(4.8%増)」も2022年版に引き続き、順調に店舗数を伸ばしています。
ランキング1位の「スシロー」は2022年版では9.4%増と高い伸び率を示していたものの、今回は1.7%の若干減に転じました。5位の「丼丸」も 2022年版の5.1%増から一転、9.2%減となっています。「かっぱ寿司(5.2%減)」と「小僧寿し(9.4%減)」は 2年連続の減少で、2023年版では減少幅がさらに広がっています。
ちなみに、今回減少に転じた「スシロー」店舗数の1年の動きを追ってみると、2022年11月から12月にかけて 34店が一気に減少しています。全体としては横ばいまたは前月を少し上回って推移していたものの、この月の減少が大きく響いたようです。
順位 チェーン名 2022年7月 2023年7月 増減率(%) 主な形態(※) 1位 スシロー 651 640 -1.7 回転寿司 2位 はま寿司 559 581 +3.9 回転寿司 3位 くら寿司 517 542 +4.8 回転寿司 4位 銀のさら 376 383 +1.9 宅配寿司 5位 丼丸 413 375 -9.2 海鮮丼持ち帰り 6位 かっぱ寿司 308 292 -5.2 回転寿司 7位 魚べい 159 172 +8.2 回転寿司 8位 ちよだ鮨 164 167 +1.8 持ち帰り寿司 9位 小僧寿し 171 155 -9.4 持ち帰り寿司 10位 すし銚子丸 88 86 -2.3 回転寿司 11位 回転寿司みさき 83 79 -4.8 回転寿司 12位 がってん寿司 64 68 +6.3 回転寿司 13位 活魚廻転寿司 にぎり長次郎 60 61 +1.7 回転寿司 14位 すしざんまい 60 57 -5.0 対面・回転寿司 15位 にぎりの徳兵衛 43 43 0 回転寿司 16位 魚がし鮨 40 38 -5.0 流れ鮨 17位 平禄寿司 41 36 -12.2 回転寿司 18位 大起水産回転寿司 31 30 -3.2 回転寿司 19位 うまい鮨勘 28 29 +3.6 対面・回転寿司 20位 魚魚丸 26 27 +3.8 回転寿司 21位 寿しまどか 26 26 0 回転寿司 21位 回転寿司すし丸 25 26 +4.0 回転寿司 23位 元祖寿司 25 25 0 回転寿司 24位 魚屋路 24 22 -8.3 回転寿司 25位 函太郎 23 21 -8.7 回転寿司 25位 ばらずし 23 21 -8.7 持ち帰り寿司 27位 すし三崎港 23 18 -21.7 持ち帰り寿司 27位 回転寿司 なごやか亭 18 18 0 回転寿司 27位 金沢まいもん寿司 17 18 +5.9 対面・回転寿司 30位 寿司 海都 19 17 -10.5 回転寿司
回転寿司チェーンで≪海外店舗数No.1!!≫
元気寿司グループ(魚べい・元気寿司・千両)は、
香港、中国などを筆頭に海外での出店に力を入れています。その数なんと、回転寿司チェーンでNo.1を誇る232店舗!!
(2023年6月末時点)「私たちは、まごころ込めた一皿で、豊かで楽しい時間(ひととき)を提供し、世界中を“元気”にします」を企業理念に掲げ、これからも日本・海外で、
みなさまに美味しいお寿司の提供し続けてまいります。海外旅行中に日本のお寿司が恋しくなったら、ぜひ元気寿司グループへ!
・・・海外出店数・・・
香港87店舗、中国55店舗、インドネシア32店舗、シンガポール22店舗
ハワイ州12店舗、フィリピン12店舗、マレーシア5店舗、カンボジア4店舗
ワシントン州1店舗、ロサンゼルス1店舗、クウェート1店舗
計232店舗(2023年6月末時点)
国内外の店舗展開
【フランチャイズ】
アジアを中心に積極的にFCを展開
アジアを中心に、フランチャイズ方式で積極的に海外に展開しています。新規出店にあたっての支援や現地の食文化に合わせた商品メニューの共同開発など、フランチャイズ企業のニーズに合わせた支援を提供しています。
今後は、アジアの未出店地域などへの進出も視野に入れ、フランチャイズ展開によるメリットを活かしながら海外事業の拡大をめざしてまいります。
中期経営計画:2023~2025年度(2023年6月)
■国内
• 国内売上468億円
• 原価以外の店着コスト見直し開始
• 店舗における継続的な人財不足■海外
海外出店数17店増加
• ハワイ店舗数13
• 海外事業部体制:輸出課と事業課(衛生管理)の2部体制。メニュー開発を
強化に向け、管理者育成と海外FC店舗販売状況のリアルタイム管理シス
テム導入を目指す。■新事業
• 新事業開発部への昇格
• 魚べい狭小モデルへの準備着手
• 天ぷら形態の撤退■その他
• 不正会計問題の発覚、改善への着手
• 店舗における継続的な人財不足
• サステナビリティの取組み:品質維持向上による食を通じた社会貢献・
環境負担軽減を目指した食品ロス減への取組み・女性社員やパートナー
社員の労働環境整理■全社 数値目標
新中計においては、前半戦で内部体制の強化に注力し、計画最終期で連結売上高約681億円・連結営業利
益約26億円を目指す■国内事業 数値目標
国内事業では、原価改善等を中心に計画1期目で赤字から脱却し、計画3期時点で全ブランド合計209店
舗・売上高596億・営業利益12億の規模を目指す■海外事業 数値目標
海外事業では、計画1期目で人員増強し、計画3期目までに272店舗を展開することで、10億円以上の営業利益を創出し続ける方針■新エリア展開
タイ・ベトナム
FC契約を締結
東南アジア・欧州・オセアニア
今後アプローチ予定■マーケティング 広告宣伝取組について
折込チラシやWebクーポン中心の展開から、より広いターゲットへアプローチできるTVCMや各種番組への出演に転換
従来の取組以上にコスト効率の高い広告展開を目指す
早わかりコンテンツ
2002年9月
東京証券取引所第一部上場
2009年9月
新ブランド「魚べい」誕生
2017年11月
「回転しない寿司」100号店(魚べい瑞穂店)達成
「第2の創業期」として変革を実現する3年間
当社は、2022年に発表した5ヵ年の中期経営計画を見直し、2023年度から2025年度までの3ヵ年を計画期間とする中期経営計画を新たに策定しました。
今回策定した中期経営計画では、「第2の創業期」をスローガンとして経営理念を刷新し、企業理念を策定いたしました。そして、その企業理念の実現と持続的な成長に向けて、当社の変革を実現するため、「組織文化の変革」「人財の強化」「店舗サービス向上」「マーケティング強化」の4つの取組を設定いたしました。
各取組施策を着実に実行し、数値目標達成を目指すとともに、変革の実現に努めてまいります。