2020年に自分に最も影響を与えた本の読書感想です。
たくさんあるので、印象に残っている部分を、ランキング形式で書きます。
1位:課題の分離(p139)
(ビフォー)
私は、価値観を押し付けてくる人が嫌いでした。
(気付き)
この本を読んで私は、価値観を押し付けてくる人を変えることが不可能であることに気付きました。
また、この本を読んだ後、対人関係で悩んだときに、自分ができること(自分の課題)、自分ができないこと(他者の課題)を切り分けることで、気が楽になるを感じました。
(TODO )
今後、「他者の課題に介入しない」「自分の課題に力を注ぐ」ことを実行していこうと思います。
2位:すべての悩みは「対人関係の悩み」である(p70)
(ビフォー)
この本を読むまで、悩みの種類について考えたことがありませんでした。
(気付き)
言われてみると、悩みの多くは「対人関係の悩み」であると思いました。
具体的には、家族、恋人、友人、職場の上司・同僚、趣味の集まりの人です。
他方、「すべて」の悩みは対人関係の悩みである、というのは違うと思いました。
顕在化している悩み(自分が認識している悩み)は「対人関係の悩み」であることが多いが、自分自身が抱えている悩み(「対人関係ではない悩み」)が大きいことを意識するようになりました。
自分自身が抱えている悩みとは、大学に進学したときの進路選択の後悔です。
大学受験では、土木工学科を4校受験し、なんとか、偏差値の一番低い1校に合格しました。
しかし、当時、書店で留学雑誌を立ち読みしたのをきっかけに、土木工学科には進学せずに、海外留学を選択しました。
結果的に、海外留学は失敗でした。
日本の大学受験でもギリギリで合格した自分には、英語で土木工学を勉強することはできませんでした。
このブログは、
タイトルを、
「Live My Way(自分の人生を生きる)」として、
プロフィールに、
「自分で自分が進む道を決め、それを生き、将来振り返ったときに「楽しかった」と思える人生にしたい」
と書いていますが、
その中に、「過去の選択を後悔している」ことが透けて見えます。
過去の後悔について書くと長くなるのでやめます。
この本を読んでの気付きは、悩みには「対人関係の悩み」が多いが、「対人関係でない悩み」もあるし、私の場合、「過去の選択を後悔している」ことが大きな悩みということです。
(TODO )
「対人関係の悩み」に関しては、「課題の分離」で対応します。
「過去の選択を後悔している」ことに関しては、この本では解決しません。
ですので、この本の内容からTODOすることはありません。
他人は関係なく、自分自身が抱えている問題なので、自分の人生を考え、向き合い、折り合いをつけていくのだと思います。
この本の中に、「いま、ここ」を生きるという内容があり、過去を見つめることを否定していますが、18才のときに「いま、ここ」を生き、20代、30代も「いま、ここ」を生きた結果、40代になって過去を後悔しています。
なので、40代になって「いま、ここ」を生き、50代、60代になっても過去を後悔するのは怖いので、最近は20年後ぐらいのことを考えて生きています。