読書

読書で学ぶ人生哲学:「アメリカの高校生が学ぶお金の教科書」編

中田敦彦のYoutube大学で扱っていた本。
お金に関する本の中でも、この本は質が良い。
金持ち父さんや与沢翼さんの本はどちらかといえば彼らの意見という感じだが、この本はより教科書的(=客観的)に書かれていると思う。
お金だけでなく、学業や仕事など、人生のことについて書かれている。

P24:周りにいるすべての人が、あなたのお金を奪おうとしている。

P29:FPの多くは、金融機関や保険会社からお金をもらって契約している。

P32:お金の計画は、紙に書いたほうがいい。

P34:お金はあくまで手段であって目的ではない。

P35:寄付の利点は、いい気分になれることだ。

P41:仕事を続けていくと、知識、経験、人脈、スキルが手に入っていく。

P42:平均的な高卒であれば、ある程度の能力が備わっている。

P42:大学は長い目で見れば大きな見返りがある。

P43:複数の職業で応用できる実用的なスキルを磨いておくとよい。マーケティング、ウェブ制作、簿記など。

P51:向き不向きがある。自分にあった働き方ができる仕事を選ぶことが大切だ。

P58:お金のためにだけ働く人は求めていない。

P60:高齢者をターゲットにしたビジネスは将来性が期待できる。

P60:外国語ができる人、外国とのビジネス経験がある人は有利になる。

P60:ハイテク業界も将来性がある。

P77:どのくらい現金があるかがわかるのがキャッシュフロー計算書。

P78:新しいビジネスの大部分は失敗する。

P79:企業でいちばん大切なのは、ビジネスプラン(事業計画書)だ。

P84:早い時期に参入したフランチャイジーは、その地域で王国を築くことも可能だ。(例:サブウェイ)

P85:副業を始めるときは、LLCを設立すること。LLCにすれば有限責任になる。

P87:不動産が魅力的なのは、最初の物件選びに注力すれば、あとは手間がかからないからだ。

P91:エンジェル投資家とは、スタートアップ企業に投資する裕福な個人だ。

P91:エンジェル投資家が開業初期の投資を行うのに対して、ベンチャーキャピタル(VC)は、会社の発展を通じて投資を行う。

P98:比較優位とは、自分が一番得意なことだ。

P99:すでにできることに注力したほうが、その国だけでなく、世界全体が豊かになる。

P99:一般の消費者が外国の通貨を手に入れるには3%ほどの手数料がかかる。

P100:だれもが同じ通貨を持っていれば、国際貿易のコストを下げることができる。

P101:ビジネスが貿易で同じ通貨を使うのは、為替リスクを避けるためだ。

P102:貯金を始めるのは、早ければ早いほどいい。

P104:貯金ができる人は、将来の大きな目標を達成するためにがまんする。

P105:お金が入ったら、貯金するぶんだけすぐに切り離し、使えないようにするのが、貯金の方法だ。

P126:予算の目的は、支出が収入よりも少なくなるようにすることだ。

P127:1年先まで見通すのが賢い予算の立て方だ。

P140:家を買ったら終わりではなく、修繕費を忘れてはいけない。

P141:不動産価格が上がっていると、永遠に上がり続けるような気分になるが、リーマンショック時の暴落を思い出そう。

P146:大学に行くことは、人生で一番価値のある投資だ。

P154:市場経済の基本はお金の貸し借りだ。

P162:単離で貸してくれる貸し手は、家族か友達ぐらいだ。

P162:貸し手にとっては、複利ほどありがたいものはない。

P170:クレジットカードはいつも1回払にすること。

P180:お金の問題は、たいていは借金が多すぎることだ。

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